2010年10月22日

昔と今の学習環境

CJ005_L.jpg今では教育機器はかなり進歩した。さまざまな入試に関する情報もインターネットで手軽に入る。我々が受験生の頃でも流行の参考書は存在したが、数はしれていたし、その流行期間も長かった。今のような猫の目のような流行ではなかった。もちろんパソコンやビデオで学習するなんてとうてい考えられなかった時代である。
そんな時代の流行本を挙げると、例えば「試験に出る英単語」がある。「しけ単」である。これはなつかしい。今でも書店に並んでいるのを見てビックリした。これを全部覚えれば大学に受かるような気がしてかつて必死に覚えた記憶がある。例文もない単語の羅列だけのこの単語本が大ヒットであったのだ。
学習を支えるソフト面の充実は学力を押し上げたのだろうか?昔の受験生より効率よく勉強できるようになった点は確かに多いであろう、しかし、昔より今の方が学力が上がったといった話は皆無である。勉強は今の方が格段に効率よく出来るようになったように思えるが…。
ツールは進化したが、我々人間自身はそれほどというか全く進化していないのである。むしろ子供の減少で競争が低下している
分、学力は低下しているのである。
情報の面ではどうであろうか。大手予備校しかもち得なかったような情報もインターネットの発達で個人レベルでかなりのことが入手可能になってきている。情報の共有はかなり進んだ。
情報というものは、ある限られた特定の人間だけが利用できて初めてその情報を握ったものが他者と差をつけることができる性質のものである。誰でも入手できるような情報はもっていなければ不利になるかもしれないが、もっているからといって別段大きな武器になるというわけでもない。
こう考えれば競争試験である受験で有利になるのは結局は個人の資質と努力である。他に頼るのではなく自分を鍛え上げるということが今も昔も変わっていないことなのである。

posted by スパブ at 05:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 高校
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