2025年05月23日

推薦入試

智辯生は定期試験が終わりました。現役生も予備校生も模試の時期に入っています。
スパブでは予備校生が26日に模試があります。

推薦入試は指定校推薦、総合選抜推薦、公募推薦とありますが、関西では特に年内の入試が盛んにおこなわれています。特に大きいところでは近大が有名です。意外にも関東圏では今まで実施するところがなく東洋大学が昨年初めて年内入試を実施しました。これを機に関東の大学も年内入試が急激に増えるはずです。
入試の多様化とは言いますが、要するに学生からすれば楽して入試を戦える方式、言い方は悪いですが、大学側からすればその「楽」を餌に生徒を集める格好の入試方式になっています。
慶應、立命、関学と言った難関大学(?)でさえ推薦入試枠を急激に増やしています。推薦入試で入学する生徒が増えれば一般入試で入学する生徒が減ります。一般入試で入学する生徒がほとんどいないと偏差値という物差しが存在しで大学をはかれなくなります。偏差値が分からなくなるとレベルが不明になります。一般入試で入学する生徒が少ない大学はレベルが下がっていくはずです。推薦枠を増やし過ぎて大学のレベルが現に下がっている大学もあります。推薦入試は生徒募集の多様化につながりますが、枠を増やし過ぎるとその大学のレベルが下がります。
この時代、推薦入試でも集まらない大学は一般入試でもなかなか集まりません。私立大学の6割が定員割れしています。大学は推薦入試をうまく生かしていくことが存続のカギになっていきそうです。

posted by スパブ at 16:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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