つい最近、私立高校のある変化に気がつきました。これは生徒さんに聞かなければ分からないことですが、以前のように宿題を大量に出して生徒を勉強漬けにし追い込むスタンスから宿題量を減らして自主性に任せるスタンスをとっているようです。これはどこの高校にも言えようです。クラス分けで上の生徒はほっといてもやるし、少々厳しくてもついてきます。強制がないのでやらない生徒はますます学力が落ちていきます。学力の差がどんどん広がっているようです。この先もこの傾向は続きそうです。
厳しすぎて生徒がやめたり集まらなかったりすれば、経営に良くないですから、学校も生徒さんに対してゆるく接していかなければなりません。昭和のようなスパルタ教育は子供が多かった時代のもの。子供が減ればその分競争がなくなり、厳しさというものは嫌われるのです。少子化による影響は教育の様々なところで見られます。