大学も少子化で経営が大変な時代になっています。私立大学の6割が定員割れしているということです。人気学部や学科の新設は大学経営強化の一つです。それも厳しい規制がかかるようです。定員が7割に満たない大学では新設が許可されないのです。体力のある大学はますます効率経営、規模の拡大ができますが、危ない大学はますます危なくなってくるということです。大学も2極化がさらに進んでいきます。
つい最近まで、閉校は短大が多かったですが、最近は4年制大学の閉校もよく耳にします。
出身大学を聞かれて「今はもうなくなってしまったのですが……」なんてだれも言いたくありません。いつまでも母校があり続けるのは当たり前のことではないのです。大学受験の際、大学のバランスシート、経営状態を考慮しなければならない時代が来るかもしれません。