2018年04月09日

親孝行(1)

この前、串本に釣りに行ったときに「Kさんはまだ釣りに来てるの?」と渡船屋の若船頭に聞いてみました。「ついこの前に釣りは引退されました」という返事、引退の釣行は2泊の釣行だったようです。何とかグレ2匹を仕留めたようです。
Kさんは75歳くらいの方です。大阪の堺市の方、元ドライバーだったようです。だから車で出かけて行くのは平気です。3年ほど前に出船前に話をして、お知り合いになりました。私も泊まりで次に日にも釣りに来ていたのでご一緒することになりました。私はほとんど一人で釣りをするので、友人以外、他人と磯に渡ることは皆無です。
彼は元気ですが、足腰が弱いようです。磯の上で座って釣りをします。出雲には赤嶋という一級磯があるのですが、そこが彼の大のお気に入りなのです。その時もそこに渡りました。赤嶋は足場も比較的よく座って釣れる場所を見つけてあるのでお気に入りなのでしょう。彼も何とか自分のスタイルを見つけて釣りを続けているようでした。
体を壊しペースメーカーを装着しての釣り、家族の猛反対で今回の釣り引退になったようです。2年前に磯の上で転んで頭を何針が縫ったようです。「そこまでして釣りを辞めない」本当に頭が下がります。
その人に最後に合ったのは今年2月の釣行時でした。「渡る磯が決まっていますか?」と言われて私は「今日は一人で行きます」と言ってしまったのです。もしかしたらその時があの人の引退の日だったのかもしれません。
「しまった!」もう一度彼と行っておけば良かった。渡船屋の言葉で思わずそう思いました。

posted by スパブ at 08:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 釣り
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