2017年08月17日

枯木灘周参見

かつてよく泊まった南紀の国民宿舎をネットで見ていると閉館とありました。周参見の国民宿舎です。今年閉館したようです。この夏から民間の営業になったようです。周参見は白浜と串本の中間にあり観光資源に乏しい小さな町です。紀勢道が周参見南まで開通してほぼ周参見を通り越すようになってさらに客足が遠のいたのか、閉館してしまいました。
この国民宿舎は40数年前にできたと思います。当時はまだ少子化とは無縁で、子供を連れてのレジャーも盛んな頃でした。ここには天然の温泉があり、できたばかりできれいで、安く泊まれて、目の前に海がありました。釣りをする人、海水浴客には絶好の宿でした。良くにぎわっていました。子供のころはそれこそ何十回もつれて行ってもらいました。私も帰省したときもちょくちょく子供を連れて行ったものです。ここには半世紀近い僕の歴史がつまっています。
幼いころおやじによく連れて行ってもらった場所、大人になって自分で釣りに行くようになって一人でいった場所、子供ができて子供を連れて行った場所、両親と孫と一緒に泊まった場所、その先は……。自分に孫ができてそして、今後行くことがあるのでしょうか?しかし、もう「枯木灘周参見」という名前はありません。高速道路ができ南紀の風景も思い出ももどんどん時代の波に洗い流されていきます。
posted by スパブ at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会
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