2016年05月29日

センター試験理科

学習指導要領が変更になると教える内容も変更になります。2、3年に一回の小さな変更、10年ほどに1回ある大きな変更があります。センター試験に限って言えば、つい先ほどの理科の基礎科目の導入は大きな変更です。
文系生も国公立大学入試には理科2教科の勉強が必要となってきます。基礎的な内容とはいえ、内容の違う理科を2教科勉強するのは文系生にとって大変な抵抗があると思われます。
理系生はセンター理科2教科が必要になってきます。これは従来と変わらないのですが、理科は専門科目として学習しなければなりません。これは基礎科目と別れているとはいえ、実質的には基礎科目の内容を勉強していなくては専門科目はできません。したがって理系生は今までセンター試験では出題されていなかったかなり広い範囲を勉強することになります。具体的に言うと従来の理科T・Uの範囲全てになります。要するに従来は国公立大学では2次試験にしか出題されなかったUの範囲がセンター試験に課されることになりました。おまけに新しく追加された内容もあるので大変な負担増となりました。社会は、文系生は2科目必要、理系生は1科目です。これは従来から変わりません。
理科の負担増で、理系生が文系に転身したり、科目負担の少ない私立大学などに流れることは理解できます。
ちなみに私の時代のセンター試験は文系も理系も理科・社会は2教科ずつ選択しなければならず、理系も文系も試験範囲に差はありませんでした。文系、理系で試験の不公平感はありませんでした。その当時のセンター試験は1000点満点でした。そのせいで835点とればは83.5%とすぐに換算できました。今は900満点なので得点率はついつい電卓をたたいてしまいます。
指導要領で学生が翻弄されるのは気の毒ですが、いつの時代も忘れてならないのは嫌なことをしても身につかないことです。自分のしたいことを選択することが一番得点につながります。自分に正直に自然体で臨むことです。大学も自分のしたいことを中心に選ぶべきです。それを「親が勧める」、「就職がいいから」といった受動的な理由で選んでいると我慢して「学ぶ」ということになります。「学び」は自発的な意思がなければ長続きしません。身に付きません。現実問題、就職を基準に将来を決めることはよく分かります。しかし、自分にぴったり合っている仕事かどうか若干20足らずの子供が分かるはずはありません。仕事をやっていくうちにたくさんの見えなかったものが見えてきます。基本姿勢は「やりたいこと」これを基準に選択することだと思います。

posted by スパブ at 08:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 試験
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