予備校生は単語の試験からスタートです。前回不合格だった生徒が満点でした。少し早く来て準備したのが良かったのかもしれません。2人とも合格で良いスタートが切れました。明日は文型の試験があります。こちらは少しハードルが高くなります。明日も期待しております。頑張ってください。
現役生はゴールデンウィークが終わり、試験期間に入っています。桐蔭高校生が4時半に来て、それから海南の2年生、星林高校生、県和商の生徒さんなどが来てくれています。ほとんどが定期試験の準備の勉強をしています。最終の生徒さんが7時半に来てくれました。これから最終の二人は9時まで授業です。
ゴールデンウィークが終わり日常が戻ってきました。この時期に早くも退職代行サービスが盛況らしいです。せっかく就職しても2か月足らずで辞めてしまうなんて何とも我慢がたらないと思うのは私だけでしょうか?
今は「嫌ならすぐ辞める」。上司から理不尽なことを言われても我慢することが肝心だと教えられた昭和の価値観とは大きく変わってしまいました。
しかし、会社を退職するときくらいは自分の口で伝えるべきでしょう。人に任せてはならないことがあります。逃げてはいけないことがあります。こういうことを人任せにするということは私には信じられません。
運転代行はありますが、人に代りにトイレに行って来てもらうようなものです。そんな馬鹿なことは誰もしないでしょう。それと同じくらい馬鹿げているばかげていることだと思います。
嫌なことから逃げてばかりでは成長はありません。後退しかありません。いつか必ず人生は詰んでしまいます。
稲森和夫さんの「生き方」という本の中に人の生きてきた意味として書いてあったのは、人は生まれた時より少しでも魂を磨いて死んでいくのだと書いていました。この世にある様々な試練はその心を磨くために与えられた試練なのです。人はそれを解決して心を磨いていくそうです。
たとえその時に逃げることができてもそれは一時しのぎであってそれを解決しない限り、その問題は死ぬまで付きまとってくるということです。
人生には嫌なことがたくさんあります。思い通りに行かないことの方が多いです。しかし、この言葉を思い出すと逃げないで積極的に人生にぶち当たっていこうという気持ちになれます。