2019年02月24日

父との釣り

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今日は法事でした。父が昨年の3月に亡くなってもう1年が経とうとしています。娘の結婚式が決まったので報告しました。きっと喜んでくれていると思います。
最近釣りに行くと父に連れてもらったと釣りのことを思い出します。車で見た景色、交わした会話、釣り場での出来事など様々なことを思いだします。南紀の何百、何千とある磯で渡ったことのある磯に出会うと懐かしさが一層こみ上げてきます。
和歌山市から串本まで4時間近くかかった40年前、大島まではフェリーだった頃です。今は高速が「周参見南」まで開通して串本に行くまで2時間もかかりません。大島までは車で行けます。
小学生の頃、車で寝ていれば串本だったあの頃、父に守られて釣りに連れて行ってもらっていた頃です。今は一人車を運転して、一人で磯まで荷物を持って行き、釣りの準備をして後片づけも何もかも自分一人でしなければなりません。磯の上で気分が悪くなっても頼る者はありません。孤独は感情をさまざまな方向へいざなってくれます。
「ここ親父といったことがあるような気がする」そういう気持ちにとらわれることがあります。確証は全くありませんが、岩の形や釣り場の雰囲気からそう思ったりすることがあるのです。今となっては調べる術もありません。自分一人の心の中にそっとしまっておくものになってしまいました。
釣法も釣り道具も進化し、交通の便もよくなりました。何もかも変化していきました。しかし、磯の上は何も変わっていません。
激しい変化の真っただ中にいる現在社会、変わらないものを見つけることが困難な世の中、それでも変わらないものがあります。そんな場所にいると時の移ろいが懐かしい昔に連れて行ってくれます。
天気も良くなってきました。無性に釣りに行きたくなってきました。
posted by スパブ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 釣り